基礎体温グラフで排卵日を計算
妊娠したい!まずは基礎体温グラフをつけてみましょう。排卵日直前には体温が低下し、排卵後には高温期に移行します。基礎体温グラフから排卵日が計算できるのです。
妊娠したいと思ったら基礎体温を!
妊娠したいと思ったら基礎体温を3ヵ月つけ、排卵日を予測してみましょう。基礎体温グラフからの排卵の時期を把握しておくのが重要です。基礎体温とは内臓の働きが最も静かな時の体温のことで、朝目が覚めてすぐに(体を動かす前)測る必要があります。舌の付け根の中央部に入れて5分間測りましょう。
基礎体温は基礎体温計を使って測ります。基礎体温計は下2桁まで計測できますので通常の体温計よりも精密に測れます。理想の基礎体温グラフはおよそ36.6度程度を境に低温期と高温期がくっきり分かれます。
基礎体温グラフから排卵を計算
基礎体温グラフを3ヶ月間(つまり3周期分)つければ、おおよそ自分の体温周期がわかってきます。通常は、低温期と高温期の境目付近で排卵が起こります。もっと詳しく言えば、高温期に移行する直前にガクっと体温がさらに下がります。排卵は、この体温がいちばん下がった日、あるいはその翌日に起こりやすいことが分かっています。高温期に移行した後ではすでに排卵が終わっている可能性があるのです。まずは、基礎体温グラフから体温が一番下がっているポイントを探すことが排卵を予測するための重要ポイントなのです!ただし、これはあくまで基礎体温グラフが安定していて初めてわかるもの。そこで、排卵を予測するためには排卵検査薬で排卵を予測してみましょう。
妊娠のタイミングと排卵
低温期が8日〜15日ほど続いたのち、体温がさらにガクッと下がったなら、その日に排卵する可能性が高いと言いました。卵子の寿命はとても短くて24時間しかありません。精子は3日〜5日の寿命がありますから、排卵日か、その前日にタイミングをはかって性交渉を行います。 しかし、必ずも排卵日に合わせて性交渉を行っても妊娠するとは限りません。健康な男女がタイミングをばっちり合わせてたとしても妊娠する確率は20%と言われています。これは両方の卵巣が正常で、かつ正常な卵子が排出されて、かつ1周期のうちたった24時間の間に正常な精子と出会っても5か月妊娠できないかもしれない、ということです。たった一回の性交渉で妊娠…これは途方もない奇跡なのです。
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