人気おすすめ婦人体温計の比較
おすすめ・人気の婦人体温計を紹介するとともに、テルモとオムロンの婦人体温計の特徴や測定方法の比較を行います。自分にあった婦人体温計の選びにお役立てください
人気・おすすめのの基礎体温計は？
基礎体温は毎朝同じ時間に測ることが前提なのですが、意外と同じ時間に起きる人は少ない？もし同じ時間に起きて測ったとしても数値を記録し忘れてしまったり…。
このサイトは特定の基礎体温計をすすめるものではありません。私は個人の目的や環境によっておすすめする基礎体温計が異なると思っています。
朝、時間のない方におすすめの婦人体温計
まず、お仕事をされている方や家族の弁当づくりなどで朝が比較的忙しい、子作りを始めてまだ比較的時間が経過していない、比較的基礎体温グラフが安定している人には多機能付きの電子体温計をお勧めします。多機能付き電子体温計のメリットは、
①一定期間分の自動記録・グラフ作成機能
②次回の排卵日・生理日をお知らせ機能
③測定時間が25秒から40秒という速さ
④目覚ましアラーム機能
とまあ、ざっとこんな高機能なので、活用しない手はないと思います。価格はメーカーによってさまざまですが5千円～7千円くらいです。
しかし、正確性に問題がある機種もあります。電子体温計に多い測定方法はサーミスタ法（サーミスタという抵抗体の電気抗体値を調べることで温度を計算する方法）です。サーミスタ測定には実測式と予測式の二つがあります。予測式は短時間測定した場合の体温上昇から実際の体温を予測する方式です。言い換えれば予測式は正確性よりも短時間測定を優先しているものです。実測式は実際に測った温度を体温とするもので、予測式に比べて比較的正確だと言われますが測定時間はやや長くなります。婦人体温計を購入される場合に、自分が時間よりも正確性を優先すると思えば実測式を選ぶことをおすすめします。
朝、時間の余裕がある方におすすめの婦人体温計
次に、朝は比較的時間に余裕がある方、すでに何年か不妊治療をされていて何が何でも子どもがほしい！と切望されている方、比較的几帳面な方、基礎体温グラフが不安定な方には水銀体温計や実測式電子体温計をおすすめします。水銀体温計は学校や産婦人科病院などで使われているもので、目盛が見づらい、時間がかかる（3分から5分）記録機能がない、割れやすいなどのデメリットはあります。しかし、水銀体温計ほど正確に体温を測れる体温計はないのです。だからこそ産婦人科や不妊クリニックに行くと、水銀体温計に替えて測ってみてください、と言われることも多いのです。ただ、破損の可能性を考えると実測式電子体温計でもいいのかなと思います。
テルモの婦人体温計
テルモの婦人体温計は予測式です。ずっと口の中に入れていると実測式に切り替わるので、正確性に大きな問題はないかと思います。多機能で便利な電子体温計です。ただし、２５秒～４０秒の短時間で測定された基礎体温データは信頼性に若干欠けると思ってください。
オムロンの婦人体温計
オムロンの婦人体温計は予測式・実測式の２通りで測定可能です。最近発売された「サーモプランMC-440」は１万円近い高級品ですが、液晶を１．４倍大型化し、最大４０日分の測定履歴をグラフ化できる機能が搭載されています。メモ機能もあるので、細かく基礎体温を管理したい方にはお勧めです。
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