子宮頸管ポリープの症状・原因・手術
子宮頸管ポリープは子宮頸管(子宮と膣を結ぶところ)にできる良性のイボで、妊娠や出産にはほとんど影響しません。子宮頸管ポリープは出血がみられる以外に自覚症状はありません。妊娠前ならば簡単に切除できます。
子宮頸管ポリープの症状
子宮頸管(子宮と膣を結ぶところ)に出来るものを子宮頸管ポリープといいます。ちなみにポリープとは粘膜から発育したイボの総称で良性です。妊娠や出産には全く影響はありません。 子宮頸管ポリープの症状は、痛みはそれほどありませんが簡単に出血します。おりものに血が混じったり、性交渉の後や内診の後に出血しやすくなります。出血以外にほとんど自覚症状がありません。妊娠を経験した30代から50代の女性に多く見られます。
子宮頸管ポリープの手術
子宮頸管ポリープの手術は、妊娠前と妊娠中で異なります。妊娠前の場合、もし子宮頸管ポリープの根元が細いものであれば外来で鉗子という器具でたいした痛みもなく取ることができます。根元が太い場合は切除に出血をともなうので手術室で切除することになります。手術は短時間で終わる簡単なものです。
妊娠中の場合、子宮頸管ポリープ自体が妊娠に影響することは殆どありません。妊娠初期の不安定期は放置するほうがベターです。胎盤が完成する妊娠4か月以降であればポリープを切除することができますが、そのまま放置するか切除するかは医師の判断によります。
子宮頸管ポリープは切除したとしても再発可能性が高いです。原因である炎症が完治していなかったり、切除時に根が残ってしまうことがあるからです。
子宮頸管ポリープの原因
子宮頸管ポリープの原因はまだはっきりと解明されていませんが、細菌が感染して炎症を起こすことが原因だと考えられています。
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