40歳台の人工受精の成功率は?
排卵時期を狙って、採取した精子を子宮内に人工的に注入する方法が人工受精です。人工受精のメリット・デメリット、成功確率や費用を詳しく解説するとともに体験談をご紹介します。
人工受精の方法
人工受精とは、別途採取した男性の精液を人工的に女性の膣や子宮内に注入する方法です。男性が高齢などの原因で運動能力を持った精子が作られていなかったり、精子の通り道に障害があったり、射精に至らない、あるいは女性側に抗精子抗体が出来てしまったりするなどの原因による不妊の場合に絶大な効果をもたらします。
人工受精の具体的な方法としては、まず、男性の精子を採取し(女性の排卵時に新鮮な精子が得られない場合は保存した精子を採取する)、あらかじめ受胎能力(排卵があること、卵管の通過性が良好であること)を確認した後、女性の膣を膣鏡で伸ばして子宮腔部を清拭した上で人工授精専用の針で精子を静かに注入します。
人工受精のメリット・デメリット
人工受精のメリットとしては、費用が1回1〜3万円と(体外受精に比べて)安価である点、人工的に精子を注入するので精子が卵子との距離が短くなる点、運動精子のみを多く注入することが出来る点、排卵日とのタイミングが取れる点、処理後20分程度でふつうに帰宅できる点が挙げられます。 一方、デメリットは、体外受精と同様保険適用がないので全額自己負担になる点、回数を重ねるごとに妊娠する確率が低下しやすい点、子宮に直接精子を注入するので子宮で炎症を起こす場合がある点、必ずしも受精するわけではない点、精液含まれるプロスタグランジンにより子宮や卵管が痒み・痛みを起こすリスクもあるという点です。
人工受精の成功確率
人工受精の成功確率を見てみると、一回で約10%前後。ただし回数を重ねるごとに妊娠する確率が下がるため、10回程度が人工受精しかし決して確実な妊娠を保証するものではありません。
人工受精の費用
一回あたり約1万2千円〜2万円が目安となります。ただし、一回で妊娠に成功する確率は10%前後と低いので、通常5〜10回、中には15回以上試みている人もいます。したがって、総費用は個人差があると考えたほうがいいと思います。
人工受精の体験談
人工受精 体験談その1
32歳で結婚。1年経っても2年経っても子供が出来ないのでもしやと思い、産婦人科の総合病院へ。しばらくタイミング療法をしたのち不妊治療専門のクリニックへかかる。血液検査、精液検査などをするが原因不明。2か月後に人工受精へ。
一回の費用:13,000
メッセージ
初めての人工受精AIHで緊張しました。治療的には待ち時間も含め全部で5時間ぐらい。朝早く旦那の精子を持参。分離するのに約30分ぐらい、AIHは膣を洗浄して開き注入するときにちょっとおなかが張った感じdだったけど、まだ我慢できる痛み。その後注射をされ、後でおしりに黄体ホルモン注射を打たれました。また帰りに抗生物質を出されました。次の日、排卵しているか診察に行き、デュファストンを14日分出され結果待ちです。
人工受精の方法
人工受精とは、別途採取した男性の精液を人工的に女性の膣や子宮内に注入する方法です。男性が高齢などの原因で運動能力を持った精子が作られていなかったり、精子の通り道に障害があったり、射精に至らない、あるいは女性側に抗精子抗体が出来てしまったりするなどの原因による不妊の場合に絶大な効果をもたらします。
人工受精の具体的な方法としては、まず、男性の精子を採取し(女性の排卵時に新鮮な精子が得られない場合は保存した精子を採取する)、あらかじめ受胎能力(排卵があること、卵管の通過性が良好であること)を確認した後、女性の膣を膣鏡で伸ばして子宮腔部を清拭した上で人工授精専用の針で精子を静かに注入します。
人工受精のメリット・デメリット
人工受精のメリットとしては、費用が1回1〜3万円と(体外受精に比べて)安価である点、人工的に精子を注入するので精子が卵子との距離が短くなる点、運動精子のみを多く注入することが出来る点、排卵日とのタイミングが取れる点、処理後20分程度でふつうに帰宅できる点が挙げられます。 一方、デメリットは、体外受精と同様保険適用がないので全額自己負担になる点、回数を重ねるごとに妊娠する確率が低下しやすい点、子宮に直接精子を注入するので子宮で炎症を起こす場合がある点、必ずしも受精するわけではない点、精液含まれるプロスタグランジンにより子宮や卵管が痒み・痛みを起こすリスクもあるという点です。
人工受精の成功確率
人工受精の成功確率を見てみると、一回で約10%前後。ただし回数を重ねるごとに妊娠する確率が下がるため、10回程度が人工受精しかし決して確実な妊娠を保証するものではありません。
人工受精の費用
一回あたり約1万2千円〜2万円が目安となります。ただし、一回で妊娠に成功する確率は10%前後と低いので、通常5〜10回、中には15回以上試みている人もいます。したがって、総費用は個人差があると考えたほうがいいと思います。
人工受精の体験談
人工受精 体験談その1
32歳で結婚。1年経っても2年経っても子供が出来ないのでもしやと思い、産婦人科の総合病院へ。しばらくタイミング療法をしたのち不妊治療専門のクリニックへかかる。血液検査、精液検査などをするが原因不明。2か月後に人工受精へ。
一回の費用:13,000
メッセージ
初めての人工受精AIHで緊張しました。治療的には待ち時間も含め全部で5時間ぐらい。朝早く旦那の精子を持参。分離するのに約30分ぐらい、AIHは膣を洗浄して開き注入するときにちょっとおなかが張った感じdだったけど、まだ我慢できる痛み。その後注射をされ、後でおしりに黄体ホルモン注射を打たれました。また帰りに抗生物質を出されました。次の日、排卵しているか診察に行き、デュファストンを14日分出され結果待ちです。
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