人工受精で産み分けする方法
産み分け方法として自然妊娠の場合は、グリーンゼリーや重層、リンカル服用などがあります。人工受精においては男の子が生まれる確率が高いようですが、いくつかの理由があります。
産み分け
現在産み分けの成功率は高いといわれますが、100%ではありません。
科学的な観点からは産み分けは可能です。X精子とY精子によって性別が別れることが分かっています。性別が決まるのは、精子と卵子が結合したときです。このときに、卵子と結合したのがY精子だと男の子、X精子が結合すると女の子になります。産み分けを実行する場合、男の子が欲しい場合は、Y精子が卵子と結合しやすい状況を作ります。
産み分けで男の子
男の子が欲しい場合、排卵日に性交しなければいけません。男の子が産まれるY精子は酸性に弱く、膣内がアルカリ性に偏る排卵日を狙います。このグリーンゼリーはよりアルカリ度を高めてくれるので有効です。
グリーンゼリーを使うには準備が必要です。50度前後のお湯に容器ごとつけて、中が液体になるまで溶かします。 キャップがちゃんと閉まっているか確認しなければ、中にお湯が入ってしまいますので注意が必要です。しっかりと液体になったら、専用の注射器で3〜4cc吸い上げ、膣の奥に確実に注入しましょう。どうしても少し漏れてきてしまいますが、多少でしたら効果に問題ありません。その後、夫婦生活を送り、入浴をせずに、できれば腰枕をあてて休むようにしましょう。
膣内をアルカリ性にするものとして、グリーンゼリーの代わりに、重曹を使う方法もあります。ぬるま湯180mlに小さじに山盛り1杯の重曹を溶かし、ビデの中にこの液を入れて、性交の15分ほど前に3分ほどかけて膣内を洗浄し、アルカリ性にするというものです。ただし成功率はグリーンゼリーに比べて低いです。
その他、リンカル(リン酸カルシウム)を日頃から飲むと高確率(90%)で産み分けられるといいます。医療目的で使っていて、たまたま男児の出産が続いたために発見された産み分け法です。副作用はほとんどないといわれています。
人工受精における産み分け
人工授精において産み分けを行う場合、精子をパーコール洗浄することでXとYの精子を分離する方法があります。病院によって産み分けを実施しているところとしていないところがありますので、病院の方針を確認してみましょう。
実際は人工授精にによって妊娠し、生まれてくる赤ちゃんは、男の子の確率が多いようです。なぜなら、人工授精に関しては、確実に妊娠できるようにと、慎重に排卵日を判定して、精液をその排卵日に注入するからです。排卵日に性交渉を持つと男の子が生まれやすくなるので実際この説は有用性があります。また、粘り気の強い精子を選択する際、軽いY精子は上へ、X精子は下へ精子が分離するのですが、人工受精では上に溜まっているY精子を採取しやすいから、というのも理由の一つだと言われています。
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