排卵痛の症状、妊娠、腰痛
排卵時には卵胞に卵胞液が充満して圧迫されることによって排卵痛になる場合があります。痛みの強さも、痛みの場所も個人差があります。排卵痛によって卵巣付近から腰、足の付け根などが痛みます。
排卵痛の症状
排卵痛の症状は、一般的には下腹部(卵巣付近)の左右のどちらか、または両方が痛くなります。腰回りや足の付け根に痛みを感じる人もいるようです。痛みの強さは個人差があり、痛みをまったく感じない人もいれば、下腹部に激痛が走る人もいます。痛み自体は当日中、長くても数日でおさまります。ただ、排卵痛がとくに長く続き、痛みの度合もかなり強い場合は子宮内膜症やクラミジア感染、卵巣に何らかの異常があるケースなどが考えられます。一度病院で受診してみましょう。
排卵痛の原因
排卵痛は、排卵直前の卵胞に液体(卵胞液)が充満して圧迫されることによって起きます。
排卵痛 妊娠
排卵痛をよく感じる人は排卵痛によって排卵(=最も妊娠しやすい時)がわかるということです。妊娠を希望している方は排卵痛を感じた直後に性交渉をもつと、妊娠可能性が高まります。
排卵痛?腰痛?
排卵痛の場合、痛みの場所は個人差があるといいましたが、腰に痛みを感じる人も多いようです。そのため、腰痛なのか排卵痛なのか混同してしまうことも多々あります。腰痛は骨盤のゆがみから来るものであり、排卵痛は卵巣からの排卵によるもの。原因が全く違います。時期も周期14日前後に一時的に腰が痛くなるならば、おそらく排卵痛でしょう。
クラミジア感染症による卵管障害クラミジアに感染していると、その炎症が子宮頸管や子宮内膜、そして卵管まで広がります。卵管まで炎症が広がってしまうと、卵管がふさがったり狭くなってしまいます。
子宮内膜症による卵管障害子宮内膜症とは、子宮内膜が子宮以外のところに発生してしまう症状です。卵管で子宮内膜症が発症すると、卵管がふさがり不妊の原因になります。
これらの原因がないか、卵管の通過性を確かめる検査が卵管造影検査と呼ばれるものです。
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