子宮頸管の長さが短い
子宮頸管の長さが3センチよりも短い場合は早産の危険が高くなります。場合によっては入院、手術を行うことになります。子宮頸管が短い場合、腹部の張りを絶対に避けなければなりません。お腹の張り止めが最優先です。
子宮頸管の長さが短い
子宮頸管の長さは標準で4センチ前後。もし子宮頸管の長さが3センチよりも短い場合、早産の危険があります。
子宮頸管が1センチ台となると即入院し、病室までも車椅子での移動となるほど絶対安静が必要になります。室内の洗面及びトイレのみが許され、シャワーや立って歩くなどの行為が制限されてしまいます。特に腹部の張りは子宮頸管を圧迫し、より縮小させますので早産の危険を高めることになります。そのため張り止めと止血剤を点滴するなどの処置が施されます。
子宮頸管無力症
子宮頸管無力症とは、子宮の出口を支える力が弱く、痛みや出血などの症状がないことです。子宮頸管の長さは超音波で測るのですが、標準的な長さは3.8センチから4センチ程度です。2センチ以下になると早産が予想され、入院治療に入ることになり、子宮頸管縫縮手術が行われます。
最初の妊娠で子宮頸管無力症と診断され、子宮頸管縫縮術を受けた場合、2回目の妊娠でも安全を考慮し、子宮頸管無力症に備えて子宮頸管縫縮術をすることをすすめます。
子宮頸管縫縮術と費用
子宮頸管縫縮術とは弱くなっている子宮の入り口をテープ(または太めの糸、あるいは細径のチューブ)を通して縛る手術で、子宮の入り口が開いてくるためにおこる流産や早産を防止する目的で行うものです。 手術中、あるいは術後に稀に破水したり、腹部が張ったりすることがあります。手術時間は短いと30分程度で終わり、入院期間は数日程度。
子宮頸管縫縮術にかかる費用は、3万円〜8万円。他に入院時の個室費用2万円程度を含めると5万円〜10万円程度になります。
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