男性不妊のサプリ・漢方
健全な精子を生成するためには体の中から改善する必要があります。不妊改善の他、体外受精等の治療成功率を高めたい!という方に効果的なサプリや漢方を紹介します。
精子の造成に働きかけるサプリ
マカ
マカは、ペルーの高原にて栽培されているアブラナ科の植物です。ハツカダイコンに良く似た形をしています。主に天日乾燥させたものを粉末などにして使用されているようです。
マカの特徴はその滋養強壮効果に加え、継続して摂取することで性欲を高める効果があります。マカの性欲増進や精子数の増加、運動率の向上効果は、いずれも臨床試験によって確認されています。
マカは“天然のバイアグラ”などと言われていますが、マカにはバイアグラのようにペニスへの血流を上げて勃起させるような「即効性」はありません。ただし、毎日飲み続けることで、心身ともに性機能が強化されます。精子の造成は74日かかると言われていますので、3ヶ月以上は継続して摂取する必要があります。
亜鉛+セレ二ウム
いずれも精子の造成にかかわるビタミンミネラルです。 最近は食生活の乱れによって慢性的なミネラル不足に陥っている男性が多いようです。これは化学肥料の影響やインスタントを食用していることが主な原因で、特にミネラルの中でも「亜鉛」不足が男性不妊の原因になっています。
亜鉛は精子が作られる上で非常に重要な役割を持つミネラル。亜鉛の欠乏は精子数を減少させたり、受精能力を低下させるため、精造機能を高めるためにも積極的に摂取する必要があります。 しかし、食品に含まれる亜鉛は量が少なく、また調理過程によりその大部分が失われがちな性質を持っています。従ってサプリなどで補給することをお勧めします。
亜鉛の他には、ビタミンEやセレニウムが精子生成にかかわる栄養素ですので継続して摂取すれば効果も期待できるでしょう。
L-カルニチン、アセチル-カルニチン
高濃度のL-カルニチン及びその代謝産物であるアセチルL-カルニチンが精子に含有しており、どちらも精子のエネルギー代謝に重要な役割を果たしています。 アセチルL-カルニチンは射精された精子にとって利用しやすいエネルギー源なのです。精液中のL-カルニチン濃度は、精子の質と強い相関関係があるようです。 臨床試験によると、1日当たり1〜4gの投与量で、3〜6ヵ月間にわたってL-カルニチンを補給すると、精子の濃度、精子数、運動精子のいずれもプラス効果を発揮しています。
OG ハーブ(牡蠣人参エキス)
大阪医科大学産婦人科の臨床試験によって、造精機能障害への改善効果が確認されたのがOG ハーブ(牡蠣人参エキス)です。日本不妊学会において公開された内容によれば、臨床試験を行った男性不妊患者の8割以上に精子数の増加や運動率の向上が認められています。また、マウスやラットなどの小動物による臨床試験ではなく、実際に造精機能障害に悩んでいる男性たちによる臨床試験において、その効果が確認されています。
良質で新鮮な生牡蠣を独自の製法により濃縮抽出した「牡蠣ペプチドエキス末」に、高麗人参の主成分である「人参サポニン」、酵素分解物質「TU-P」を配合した健康補助食品が市販されているので、一度試してみるのもよいでしょう。
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